凡人の刃ブログ

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やってまいりました、舟和本店喫茶室!! 舟和大好き(半分現実逃避)

最近、とても大事な同僚が退職することになりまして……


元々、辞めたがってはいて、私もよく話を聞いていました。
どれだけ力になれていたのかはわからないですが、本人はとても助かっていると言ってくれましたし、私のおかげで今まで続けてくることができたとも言ってくれました。


そんな同僚と、もう1人、私の恩人で今も仕事でお世話になり続けている。こちらも大事な同僚、先輩って言った方が正しいのでしょうか? 
まあ、その2人と私の計3人でご飯に行きました。


3人の休みが会う日に職場の近くで待ち合わせをして、お昼からお酒を交えつつ、楽しいひと時でした。
その時はもう、同僚の辞める1週間前とかだったので私自身は結構寂しいものを抱えてだったんですが、この3人で仲良く繰り出したのがこれが初めてだったこともあり、その同僚も辞めたら地元に戻ってしまうというのもあり、楽しめるだけ楽しもうと。


暗くなりそうな話はここまでにしましょう。大事な人だったのでつい……


お昼飲んでたところは、いたって普通の居酒屋でした、食べる飲むより話すことが目的の会でしたから、実はそこも写真を全く撮ってませんし、そういう気分にもなれなかった。なんなら、話が主、その2人といることに気がそがれてそこの店の味も、なんなら何を食べたのかもいまいち覚えていません。
ので、ここは割愛します。
お店の方には大変申し訳ないんですが、想像で語るよりはいいかと。


さて、その件の同僚ですが、地元から東京の方に出てきたけれど、浅草に行ったことがないとのことで、本人が行きたそうにしていたのもあり、行ってみることに。


私自身舟和が昔から大好きで、母親が東京に遊びに行ったときなど、帰りに芋ようかんを度々買ってきてくれました。


私も職場にお土産に持って行ったりしたこともありました。


せっかくなので2人を、その本店に連れて行ってあげようと思いまして、浅草と言えばな浅草寺に寄ってお参りした後に入店しました。
前スイーツ食べたのは母といった上野ですね。

喫茶スペースは2階、窓辺の奥の席にしました。季節からかだいぶ早く暗くなってきている時間帯、まだおやつの時間と言ってもいいはずでしたが、外はだいぶ薄暗く。
ただ、お店の中は明るく混みすぎず空席もいくつかあるような、ちょうどよい活気でした。ここでも長く話すことになりますから、お茶とお菓子を食べながらのんびりと。
私は、ここに来ると毎回食べたくなってしまう焼芋ようかんセット、2人は冬季限定、芋のお汁粉でした。



芋ようかんはたまに買うのですが、自分ではあまり焼いたりしません。というか1度もない。


個人的にはそのままの方が好みではあるのですが、家ではやらない食べ方なので来るときはこれにしてしまいます。
一番の良いところは、バターとの絡みですね、焼かれて少しふっくらとしてでこぼこと凹凸ができたようかんの上を何もないかのように滑っていくのを見ているのは、溶けるまでの短いの時間の楽しみです。
惜しむような時間の儚さみたいなものは特別に心惹かれます。
そのままの時より芋本来の繊維から来るようなスッとした甘さが、よりねっとりとした甘さに変わっているような、焼芋とふかし芋の違いでしょうか。
焼芋もバリバリに繊維は感じるのでたとえが下手ですね。すいません。


imoyasu



最中は粒餡を選びました。
子供のころは粒あんが苦手だったはずなんですが、いつの間に粒あん派になってしまったのでしょうか。
飲めなかったコーヒーが飲めるようになるのに近いのかもしれません。粒あんが大人の味だとはあまり思いませんが。


お抹茶もたてることだけはできるので、買ってくれば家でもできなくはないんですが、お作法が全くできません、習ったわけでは無いですし、お茶会や野点に参加したことはあるので、飲む側であれば多少は大丈夫なのですが、逆はどうにも。
お抹茶はたてるときの美しさ、その作法まで合わせてお抹茶のようなものだと、飲むだけの私が言っても何言ってんだこいつはって話ですが思うのですが、自分ではたてません。
めんどくさがっているだけなのかもしれない、煎茶だってちゃんと入れるのは大変ですから、めんどくさがりやな私としてはそこが限界なのかも。


でもやっぱり美味しいですね。
一緒に行った2人は、お作法も似合いそうなので、一度見てみたいものです。
あの透き通った線のような流れる動き。手先、体の隅々までの張りつめた軌跡と所作、美しいと思います。


2人が頼んでいた、お芋のお汁粉も一口もらいましたが優しい味で、体も心も温かくなるポカポカする味でした。傷つき、冷え切った体も心も癒してくれそうです。
なんと、ラム酒がついてきて途中で追加するのだとか、確かにラム酒の香りはお芋に合う気がしますし、味も整うような気がしますがびっくりしました。
勿論、超絶マッチしていてとても素晴らしい。一滴で香りが変わって鼻腔をくすぐる小さな魔法のようです。
ラム酒の香りがここの思い出になってくれればいいですね。
そしてその香りをかいだ時にまたこの日を思い出せれば……


舟和は本当に美味しいお菓子がいっぱいあります。
デパートなどにも結構出店してますから、お見かけした際は是非!!
そしてよろしければ、本店喫茶室、舟和カフェなどにも立ち寄ってみてください。


長くなっちゃったかな


はちみつ専門店 秋田屋