凡人の刃ブログ

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燕子花咲く庭と国宝燕子花図屏風

こんにちは
前回メトロポリタン美術館がどうも長くなりすぎちゃって
好きなのが多いのが悪いんだけど
あとはそうだな、多分私油彩の方が好きなんですよね
だからさ、傾向的に日本画より好きってのはあるんだろうね


さて新美術館から出て、根津美術館って結構近いんですよ
地下鉄で行くか迷うくらいにね
ちょうど暖かくて晴れてたのもあって歩くことにしました


しかしもう夏なんですかね
春はどこにいってしまったんだい


おうちで焼肉屋さん 焼肉次郎


さて、根津美術館では年に数回燕子花図の披露をするらしいんですね
なんでも虫干し?だかに合わせての展示らしいですね


今回は5月15日までやっているらしいですよ
屏風だけでなく実際の燕子花もいいですよ!!
結構狭い美術館って聞いてたんですけど
展示室も6つくらいあって綺麗でした
雰囲気は熱海のMOA美術館に近いと思うんですけど何かつながりでもあるんでしょうか


展示は色々ですね
茶器が多めですね茶会かテーマの展覧会だったので
と言ってもわたし立体の違いって全然分からないんですよね見てても
立体というか椀?湯呑? なわけですが
信楽とか青磁だーとかはわかってもその中の違いが全然分かわない


絵よりちゃんと見るのは大変ですね
今回メインの燕子花図はすごかったですね
燕子花が思ったより黒くてなんか黒い炎みたいになってるんですよ
それが金色に映えるんですね
でも私は横に飾られていた、藤花の方が好きでしたね
神秘的な雰囲気がまた違った魅力を出してくれますね
どちらも屏風ですから、その部屋だったりとか生活の様式に合わせて変えられたってのはあるんでしょうけど
今回ほとんどなかったですけど山水図は結構好きで山種とかいったときは楽しみにしてるんですよね
そもそもあまり所蔵してないみたいなんですけど


メイン以外だと宝飾時計がすごかったですね
動いてるところを見たかった
あとは殷墟から出土したものとか、殷王朝時代の青銅器が多かったですね
大英博物館にあるものと2つしか現存しないという「双羊尊」というのが面白かったですね
尊というのは酒を供える酒器のようなんですがその所謂取っ手の部分が羊になってるんですよ
可愛い
というか酒をためたり、供えたりのものがいろいろ種類あって、それぞれ名前が違うんですよね何回か行かないと覚えられんぞ
それだけ当時はお酒が大事だったんですかね?
殷の時代って仙人の時代ですよね?
殷周革命が「封神演義」ですから
確か「山海経」の太陽の神話と関係あったりもしますよね
まあ説はいろいろあるんでしょうけど
その仙人だったり神だったりに捧げてたんでしょう


庭もすごくてですね
あらかた館内を見終えた後ぐるっと回ってみました
心地いい陽気でしたね
雨が降っていたらまた別の装いも見せてくれたんでしょうか


そして何より季節が良かったのか母が合わせたのかわかりませんが

この燕子花ですね
せせらぎの音も響いてていいですね
屏風と似ている面もあれば違うところもある
絵の良さですよね
必ずしもそのまま切り取られているわけでは無いですから


良いものが見れました
夏には蚊が多そうなのがちょっと……今の日本は夏地獄ですしね


皆さんも燕子花の季節が過ぎる前にぜひ
カフェとかも併設されてますよ
今回は行かなかったですが、お抹茶も飲めるみたいです
お抹茶いいよねぇ