凡人の刃ブログ

アニメ、ゲーム、旅行、料理

今回は好きな作品が多いんだ!! メトロポリタン美術館展!!

こんにちは
今回は少し前に行った美術展ですね
ただでさえ長くなるのでお昼ご飯の話はまた今度
少しでも興味持ってもらって、是非行ってほしいですね
別に詳しくなくても楽しめるし、楽しんでいいんです
私ももう一回行ってもいい
オススメできる美術展です

Grino|プラントベースの健康的な冷凍食品定期便


さて今回行った美術展は2つ!!
新美術館のメトロポリタン美術館展と根津美術館の燕子花図屏風茶会
この2つですね
例のごとく母といったので
乃木坂の駅の改札で待ち合わせて
いざ美術館へ
新美術館は乃木坂の駅と繋がっているのです


予約してきたというか感染対策とかで時間指定制になっていたんですが
結構な人が並んでましたね10時の会? だったんですが(会でいいのかな?)
あ、因みにですけど別に私は美術に詳しいわけでは無いですよ
楽しくて来てましたけど高校のころ最初に行ったときは母がご飯連れてってくれるっていうのに釣られていったくらいですから
まあその時に見た絵が忘れられなくてこうして定期的に来るようになったんですが
その時の展覧会はクラーナハ500年の誘惑ですね(名前あったはず)


SONOKO 8週間ダイエット献立お試し1週間

まずいろいろなところから集めてるってのはやっぱりすごいですよね!!
時代の幅も大きいのでね(悪口じゃないよ? 念のため)


まあ写真とか取れないんで私の好きだったやつを列挙していくことになるんですが
さて、実は母とよくきますが母と完全に好みがあってるわけでは無いんですよ
最初に信仰とルネサンスってコーナーなんですが入ってすぐのところは聖母子が多いんですけど私は聖母子あんま好きじゃないんですよね、反面母は好きみたいでカルロ・クリヴェッリの「聖母子」が得にお気に入りとのこと
まあたしかに周りの聖母子の中では私も好きですけど……


因みに順番もそんなにないんですよ子の美術展、一応コーナーには別れているんですが広く空間がとられているんで、そのコーナーだとどこからめぐっても大丈夫です
これも感染対策の一環でしょう
私が最初におっと思ったのはヘラルト・ダーフィットの「エジプトへの逃避途上の休息」ですね
私でも知っている有名な主題ですね
これも聖母子の亜種的なものなのかもしれませんが
この絵は授乳のシーンなんですがそのイエスがこっちを見てるんですよ
こっちというか絵に向かって正面なんですが、こっちみんなって思いますね
目が合うっていうのは絵で見ると思わず気になりますね


次はティツィアーノ・ヴェチェッリオの「ヴィーナスとアドニス」
色の対比がすごくて、主題2人の肌の白さとが背景の暗さといい感じなんですよね
右上の方に光がありますがそこにも誰かいます
動きをそのまま切り取ったような雰囲気と光がいいですね
ボワッと光るんですよね
通じるかわかりませんが光って見えるんですよね輪郭というかなんというか、それも色の対比とかだと思うんですけど
こういった作品は好みです


次はエル・グレコの「羊飼いの礼拝」ですね
これも有名な主題ですが
この絵は暗めで中心にすべての方向が向かってるんですよね
漫画の集中線みたいな?
今までとはだいぶ雰囲気も変わりますね
大学でカラヴァッジョについての授業を少し受けたことがありますが、そのさわりで話していたルネサンス後期のマニエリスムってやつかと思いますが詳しくないので……
というか知ってる人にはいまさらでしょう、知らない人はまあ実物見ながら知っていった方がいいんじゃないですかねってことで
知らなくて楽しんでる私ですから、なんとなく通ってると少しずつ知識もついてきますしね、共通点わかるようになってきたりとか


次はルカス・クラーナハの「パリスの審判」
これもよく知られた主題ですね
クラーナハは最初で話した通り美術に興味を持った画家でもあるので
それだけでも好きなんですが
なんだろう、この人は知識がない私でも絵を見たらこれクラーナハじゃね?ってなるくらい特徴的な作家さんですね
夢二美人みたいな?
なんでしょうね、顔と塗り方でしょうか?
特に顔は特徴的な気がしますね
パリスの審判はパリスという人物が3女神の中で1番を選ぶっていう絵ですけど
説明にも書いてありますが、どの方向からも見えるというか3女神がそれぞれ向いている方向が違うので背面、正面、側面から美しい姿を見ることができるんですよ
私は自分が実際どういった好みなのかフェチなのかよくわかってないんですが線或いは曲線?は結構好きなんですよクラーナハの線はすごくいいんですよ
それが好きな要因な一つだと思うんですが、この作品はそのクラーナハの線を堪能できるんですよね
勿論背景とか色使いとかも好きなんで、かなりオススメですね


おうちで焼肉屋さん 焼肉次郎

次はコーナー(テーマ)変わって絶対主義と啓蒙主義の時代
ここは好きなのが多いのでかなり絞って紹介します
長くなるのでだいぶ簡潔になるように頑張ります
まずはサルヴァトール・ローザの「自画像」
ですね何種類かあるみたいですが
今回のは髑髏を手に持っている自画像ですね
これは遠くから見てもおッとなって近づくんですよ
綺麗な顔、イケおじってのもありますが、近づいてみるとその手に持っている髑髏も見えてそっちに目が行くんです
これは見てもらわないとわからないですね


次はピーテル・クラースの「髑髏と羽根ペンのある静物」
髑髏つながり?ですね
これはリアルの一言に尽きます
写実っていうべきなのかな
立体感がぞくぞくします髑髏もですがその横のグラス、そこに反射する見えない背景とか
ひきつけられて、長い間魅入られていました


次はクロード・ロランの「日の出」
これも引き寄せられる魅力があります
私は自然の時間で最も美しいのは朝だと思っているんですが(現実でも)
朝霧というか朝もやの中に人の自然な生活が描かれている絵ですね
スポットですごいというより全体的に魅力があふれる作品です
私は風景画がかなり好きなんですがその光と影の美しさとかがよく出ています
とにかくすごい(語彙力!!)
懐かしい感じもするのが面白いですね


次はヨハネス・フェルメールの「信仰の寓意」
日本人ってホントにフェルメール好きですよね、私はそこまでなんですが
この絵はすごく好きです
母とフェルメールはこういうののほうがよくない?って話もしました(こういうところは合うんですけどね)


次はレンブラント・ファン・レインの「フローラ」
儚い姿がいいってのもですが私は衣装が得に好きですねフワッとしたかんじとかすかに光っているような雰囲気
なんで光るんでしょうね? 錯覚? 油彩だからなんですかね
なんかこう見てると幽鬼のように近づいて行ってしまうんですよね
柔らかくていい
柔らかい絵好きです!!


次はフランソワ・ヴ―シェの「ヴィーナスの化粧」
なんでしょう遠くから見てもフランスなのが分かるっていうか、クラーナハで分かるのと同じようにこの白い肌の感じと顔がこれはフランスだとわかってしまうような
なんで?
まあ作風というか流派的なものだとは思いますが
あれかロココってことなのかな?だったらフランスってことではないか
他にも似た感じ見たことあるんで(それはフランスに限らんかったような)


次はマリー・ドニーズ・ヴィレールの「マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ(1868年没)」
これは女性画家を書いたものでしょうか
今回の展覧会のなかで私が1番好きだった絵です
これも絵の前を離れられないし、目に入っただけで吸い寄せられていきます体より先に精神が飛んでいくような感覚でした
服の動きが感じられるところ、構図や目の力
背景の窓に映った2人の人物、その窓からさす光
全てが好きでした
帰りにクリアしおりを買っちゃうくらい




他にもいろいろありましたが割愛


リゾートバイトダイブ

最後のコーナー(テーマ)は革命と人々のための芸術
まずギュスターヴ・クールベの「漁船」
クールベの作品は好きなんですが
この作品もいいですねぞくぞく、ぞわぞわします
手を伸ばしてしまいそうになります


続いてジャン=レオン・ジェロームの「ピュグマリオンとガラテア」
これも有名な主題ですし、私のとても好きなお話でもあります
ガラテアっていいですよね
そして魅入られるピュグマリオンと
とても好きなんですよ
それだけでも好きなんですが
この絵はガラテアの足元はまだ石だってのが分かるんですよね
上の方は血が通った肉づきなんですが足はまだ冷え切った自然の石が残っている
すごくいいですね、この不思議な空間と背徳感とちょっとした恐怖と


次はオーギュスト・ルノワールの「ヒナギクを持つ少女」
ルノワールの線はきれいで柔らかくてすごくいいです
何層にもわたって筆が入れられたような描かれ方はとてもきれいです


最後はポール・セザンヌの「リンゴと洋ナシのある静物」
これは母が大好きな作品でもあるんですが
私も好きです
これもすごくぞわぞわするんですよね
キュビズムに近いのか、なんか違和感を覚えるというか目をぱちくりさせてしまうような体や視界が歪んでしまうようなそれでいて目が離せない
これを見てたら私もスターチャイルドになれるんじゃないか
2001年はとうに過ぎ去りましたが
モノリス落ちてきませんかねぇ(いいことは何もないけど)


さて、長くなりすぎたので根津美術館は次に回します
だいぶ長い時間書いてるよ