凡人の刃ブログ

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劇場版『ブルーサーマル』感想(ネタばれあり)


こんばんは
お待たせいたしました


前回の紹介の時にはまあ次の日とか言ってたんですが引っ越しの準備とかいろいろありまして全然時間がありませんでだいぶ経ってしまってすいません


記憶が薄れる前には書きたかったんですがね


さて、まあ内容ですが前回話した通りで着はすごくよかったです
映像、音楽もよく、声優もしっかりキャラクターにあっていたと思います


また、キャラクターもそれぞれ個性があり、各々に活躍もあってよかったですね


不満点はあまりなかったのですが、その中でも大きなものだと展開が早すぎましたね
2時間弱の劇場版でやるには内容が濃すぎました


つるたまの上京、入学入部にはじまり新人戦や関東大会、倉持さんの留学やその失踪までですからね
なんならそのあとの全国大会までやるような流れでした
実際は尺が尽きたのかわかりませんが倉持さんの帰還で映画は終わりましたけれど
その展開の早さですが、当たり前ですけど作中でおそらく少なくとも半年は経っているわけですから、話を追っていくだけでも結構な時間がかかります
そしてこの作品が所謂スポーツもの(しかもマイナスポーツ)であり、主人公は初心者です


これがスポーツでなければ簡単に力を与えてもらうなり何なりとできると思いますが、スポーツではそうもいきません
たとえ主人公が天才的な才能を持っていたとしても(ブルーサーマルもしかり)、その内容を覚えていく過程だったり、参加していく過程もあります
大学生の部活での話ですからそう簡単にすぐ試合に出るというわけにもいきません
弱小すぎて人数がいないとかなら別ですが、大学でしっかり部活として認められている以上それは難しいです
共に見に行った友人と4部作、せめて3部作くらいにするべきだったんじゃないかと話しながら帰りましたよ


まあ、こんな諸々の結果が早すぎる展開へとなっていきました
キャラクター同士の関係性といったところがそれによって最も影響を受けていました
メインではなくサブではありますが恋愛的な要素もあったのでその進展だったりも入ってくるのですがそこも影響受けています


その結果それぞれのキャラクターの背景が結構サラッと流されてしまっています
主人公の家庭の問題も結局父親から虐待されたらしいくらいにしかわかりません
事実関係がわかるだけといった形ですね


さらにさらにそれに伴って、みんな一瞬でデレるんですよね
いやほんと、デレるの早すぎだろ
特に空知君とお姉ちゃん!!
なんか急転直下だったもんね
いやなんでデレた? って思ったしなんなら笑いそうになっちゃったよ
ここらへんも原作読まなきゃなってなったポイントだね


まあ結構問題のある不満点とはいえ、それだけだったし原作があることもあってストーリーが破綻してたわけでは無いのですごくよかったですね


では、細かくということで
ストーリーはざっといきますが流れも構造もよかったと思います
前回のでも書きましたがころげてと比較するものじゃなかったですね
同じものが題材でも方向性が違うので
どっちがすぐれているとかは言えないです
まあ不満というか広告詐欺というか、やりやがったなって思うのは
「私は空に、恋をした」
って言ってねぇじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
完全に勘違いして見に行った痛い奴ですよ、私
まあそういう方向性で頭が悪いのはいつもなんで許してください
作中の紙飛行機見てもefかな? とか思ってましたからね、普通の人はマクロスフロンティアとか想像するんじゃないって言われそう
いやよくやったと思うあの広告、広告としては大成功じゃない?
私にはドンピシャよ
同じような話がもう一つあるんでそれもまた近いうちに話しますけど……
コンコンニャローのバーロー岬!!


後はそうね、途中までは家族っていうのが大きなキーワードになるんじゃないかと思ったんですけど最後まで見るとどうだろう、そうも言いきれない気はします。勿論要素としては大きいですがね
空知君も描写されてなかったけどなんかあるのかな? あとは朝比奈さんの足も気になりますね。なんかあったのかな~? あの入れ込みとかもなんかありそう




音楽は耳が悪いので詳しくは言えませんけど、テーマ曲? エンディング曲?はすごい良かったですね。欲しくなった。




映像はそうですね、綺麗だった!!
前から美ヶ原行ってみたかったんですけどやっぱり行きたい!!
長野は行きたいところが多すぎて困ります
細かいところまで書かれていました
後は光の使い方が良かったですね、もう少し影もうまく使えばさらに良くなったに違いない
あ、影もよかったんですよ? 勘違いしないでね



最後はキャラクター
キャラクターも好みのキャラが多い!!
主人公はおもしろいし、個人的にはサブキャラたちがいい活躍してましたね
どこまでがメインでどこまでがサブかってのは若干意見が分かれるところでしょうけど


メイン
都留たまき
通称つるたまですね
かわいいより面白いが先に来るのが悲しいところでしょうか
なんか方言女子は可愛いみたいな風潮があるじゃないですか? 私はそこまで推してる考え方ではないですが、この子の場合なんか安心感の方がでかかったですね
母親との会話とかがあったからだと思います
主人公属性は大きいと思います
スポコンよりは私なんかやっちゃいました? みたいな雰囲気に近いかな?
所謂天才系の感覚ですかね


倉持潤
倉持さん
メインの中では一番よくわからなかったかな?
行動の指針が分からない、何をしたいのかも
母親のことは大きく関係してるのはわかりますが、実際の朝比奈さんとの関係や契約、感情が分かりづらいですね
これは原作読めばさらにわかるのかな? まあなにかプレッシャーに追われているからこそのつるたま重用ってのはあると思います(つるたまの才能云々だけでなく)
まあ、室井ちゃんもよくわからないって言ってたしね


空知大介
空知君ですね
可愛いよね
個人的には即デレの印象と可愛いってのが強い
展開の速さの最大の被害者かな? つるたまに落ちるはやさ、部を辞めることに対して描写の少なさとか、あとは全く描写されてないけど、つるたま&倉持さんは家族でなんかあったから空知君にあってもおかしくない
キャラの魅力自体は落ちてないけどなんかめっちゃちょろいキャラって感じにうつっちゃいますね。とはいえ、リアルといえばリアルなんでリアル大学生枠の一人なのかな? 実際メインキャラの中だと1番サブっぽい動きしてるもん
可愛いよね


サブ
矢野ちづる
即落ちお姉ちゃん
倉持さんの口添え? があったとはいえ描写不足の次点の被害者ですね
まあ、所謂家族にコンプレックスを抱いていたタイプですのでそこの描写が少ないのは痛かった
でもまあ、根がいい人なんだなってのが分かりやすいキャラではあったよね
この人もリアル枠だよ
私は一人っ子なもんでリアルな兄弟姉妹はいないからわからないけどね
公認の姉はいるんだが


羽鳥楓
羽鳥君、いいキャラしてるよね王道ライバルみたいな
「陰口いうのが一番かっこ悪いで」って言いながら現れたのはおっほーってなったよ(何言ってんだこいつ)
こう考えても構成はしっかりしてるよね、同年代ライバル、頼れる先輩、大きな壁(姉)ここら辺の絡みと、関係性とかさ
嫌味じゃないの良いキャラしてる個人的には男だと空知君と張るくらい好き


朝比奈耀
朝比奈さんはうん、ミステリアスだね描写不足も相まって
雰囲気からはあまり感じないけど背景が全く見えないから
足のケガとか出資のこととかさ
そういえば話に出したころげてのメインヒロインも足が悪いんだよね
ころげて内では身障者ようのコクピットを作るみたいな話があったんだけど
朝比奈さんもそういった感じで飛べるようになったりするんだろうか、或いは求めてたりするのかな
1番の謎は倉持さんとの関係とかだよね、詳しく知りたかった
あれじゃいい人(ミステリアス)っていう感じだよ
忘れえぬ人だったらイワン・クレムスコイだったかな? の絵画だけど
ロマンティックロシア展で見たけどいい絵だった


南葉良平&望田薫
南葉さんと望田さんまとめちゃったけどまあ、しょうがないよね
どっちもちょっとダメなところとか写ってたり、共通点は多い
リアルにいたらめっちゃいい先輩だよね
望田さんに関しては作中の女性の中で1番好きだったりする
細かいところで重要な役を持ってる2人だから、それこそメインよりも大事だと思う
サブキャラが好きになる癖は抜けませんなぁ


室井ゆかり&牧綾子&成原映太
ここもまとめちゃったけどまあ、所謂主人公同期3人組って感じ
映画の後の展開でこの3人の活躍も見たいね
特に室井さんかな? この中だとリーダー的なところがあって今後も感じさせる
キャラ立ちもいい
空知君にぶっこんでいったところとか大好きだわ




総評
100点満点中75くらいかな?
もうちょっと上かも
見に行く前はネタ的に思ってたけどすごく面白かったし、楽しかった
なにより、2回目見に行くことを真剣に考えてるくらいだからね
行くなら原作読んでからだけど
その感想次第ではまたいろいろ変わるのかな
映画としては大満足!!
さて、布教しなくては!!